キムの逃避行ブログ

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ハチドリのような虫の正体

さすがに涼しい日が続くようになったためか、グリーンカーテンのゴーヤの葉が部分的に黄色く枯れ始めています。
それでもまだ幾つか実をつけているため、カーテンを下ろせず、枯れ始めた葉を取り除いていました。

まだ雄花は結構咲いていて、その花粉や蜜を求めて昆虫がよってきます。
しかし、枯れた葉を取り除いていると、ブーンという羽音がするのでスズメバチかとおもって警戒してしまいました。
しかし、それは少し大きな茶色っぽい虫で、その動きがハチドリのようにホバリングして、ストローのような口を伸ばして蜜を吸っているようです。
何かとおもってしばらく観察していましたが、たぶんスズメ蛾の類だろうと思えるものでした。

さっそくネットで調べてみると、同じような状況にあった人がいたようで、質問者の回答には、「ホウジャク」というスズメ蛾の虫で「蜂雀蛾」と書くそうです。
その他には、やはりスズメ蛾の仲間の「オオスカシバ」という蛾もおり、こちらは緑色っぽく、私が見たものとはホウジャクだったのでしょう。

ものはついでと検索すると、スズメ蛾の種類の多さには驚かされされます。
世界には1200種類余り、なかには蜂模様のものもいて、スズメバチへの擬態のようなものまでいるようです。
又、種類によっては時速50kmで飛び、その素早い羽の動かしでホバリングも可能で、口吻を伸ばして蜜を吸う様子はまさにハチドリそっくりでブラジルではハチドリの蝶と呼ぶともいいます。

飛んでいたため明確なものではありませんが、こんな虫もいるのかと思わされるものでした。